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音のかなたへ

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-620-32448-7
4-620-32448-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 187P 20cm

商品内容

要旨

知の巨星たちに「最も美しい日本語」と愛された音楽エッセイ。「新・コンサートを読む」併録の保存版。満ち来たる音楽から生まれる言葉。毎日新聞好評連載。

目次

1 音のかなたへ(朝の空の色
花の青
すみれ
受難の音
「ありがと」 ほか)
2 新・コンサートを読む(プロコフィエフの“アレクサンドル・ネフスキー”死への視線を導き出す
藤原歌劇団によるオペラ“カルメン”人間性の根源からの復活
ポゴレリッチのピアノ・リサイタル―響きが生まれる瞬間に会う
“ショスタコーヴィチを見舞う死の乙女”弾かれなかった音への思い
チャイコフスキー“エフゲニー・オネーギン”秋の日差しの静物画 ほか)

おすすめコメント

新聞記者から桐朋学園大学学長になった著者の、音楽をめぐる叙情溢れるエッセー集。

著者紹介

梅津 時比古 (ウメズ トキヒコ)  
神奈川県鎌倉市生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒。現在、桐朋学園大学学長、早稲田大学講師、毎日新聞学芸部特別編集委員。『“セロ弾きのゴーシュ”の音楽論』=第54回(平成15年度)芸術選奨文部科学大臣賞および第19回岩手日報文学賞賢治賞。『ゴーシュという名前』=NHK制定“日本の百冊”。『フェルメールの楽器』=2010年日本記者クラブ賞、など各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)