ガラスの靴
新潮文庫 フ−62−1
出版社名 | 新潮社 |
---|---|
出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-10-220096-4
(4-10-220096-7) |
税込価格 | 572円 |
頁数・縦 | 269P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
「大人向け、本当は怖いグリム童話」など流行りましたが、
こちらは「王道・シンデレラ」です。
シンデレラといえばディズニーアニメを思い浮かべると思うけど、まさにそれ!
元々は児童劇だったものを物語にしたとか。
すごくキラキラして素敵なのですよ。
主人公のシンデレラ、意地の悪い継母、かしましい姉たち、気の弱い父親、どこか頼りない王子、気位の高い家来、、、。
描かれるキャラクターが生き生きとして、読書というより「覗き見」をしているようなのです。
セリフの言い回しなんかが非常に良くて、これは訳者の腕ですねぇ。
オチから何からわかりきっているのに夢中で読めて楽しめる素敵な本です。
キラキラしたおとぎ話の世界は現実の生活とはまるで違って、
なんというのでしょうか、、
空中にふわふわと浮かびながら世界を眺めているようなそんな気分になれます。(2017年8月21日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
まま母と二人の義理の姉にこき使われても明るく暮らす16歳の少女エラ。お城から舞踏会への招待状が届くが、まま母の意地悪でエラは留守番。悲しみに暮れる彼女に、美しい妖精が魔法をかけて―。輝く宝石と煌めくドレス、珍しいご馳走、不思議な道化、無邪気なダンス、極上の砂糖菓子、そして王子のキス。夢のように魅惑的な言葉で紡がれた、ときめきと幸せが溢れだす永遠のシンデレラ物語。 |
---|