• 本

宿題の絵日記帳

出版社名 リトルモア
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-89815-460-1
4-89815-460-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 21cm

商品内容

要旨

子供と先生が会話の練習をする補助として、宿題に出された毎日の絵日記。画家の父はにぎやかな家族の日々を、みずみずしく写し取る。高度難聴のやんちゃな娘は、たくさんのおしゃべりとやさしさにつつまれて、少しずつゆっくりと、言葉と声を獲得していく。聾話学校に通う娘のために、父が描いた日々の記録。

おすすめコメント

聾話学校に通う娘のために、父が描いた日々の記録。 生まれながら高度難聴である娘が聾話学校で先生との会話の題材にするため、宿題として家族が毎日提出していた絵日記。画家である父が、みずみずしく写し取った、にぎやかな家族の日々。娘が二歳から六歳の、子育てのとりわけ忙しい時期に、四年にわたり描かれた日記帳からは、描くことで難聴のわが子と対話しているかのような、愛情にあふれた親の眼差しが感じられます。娘は、たくさんのおしゃべりとやさしさにつつまれて、少しずつゆっくりと、言葉を、声を、獲得していく――。

著者紹介

今井 信吾 (イマイ シンゴ)  
1938年姫路市に生まれる。63年東京藝術大学油画科卒業(林武教室)。65年東京藝術大学大学院修了(山口薫教室)。68年独立美術協会会員となる。70年多摩美術大学講師、後に助教授、教授。76年第十一回昭和会賞受賞。同年、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧。以後、姫路市文化センター、日動画廊、池田20世紀美術館、銀座井上画廊、高島屋他にて個展。2013年姫路市芸術文化大賞受賞。現在、独立美術協会会員、多摩美術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)