明治ガールズ 富岡製糸場で青春を
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-04-105726-1
(4-04-105726-4) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 251P 19cm |
商品内容
要旨 |
江戸から明治に時代が移ってすぐのこと。松代藩の中級武士だった横田家の娘・英は困惑していた。降って湧いた縁談を前に、身分違いの幼なじみへの淡い想いが、胸にある。一方、区長を務める英の父もまた、困惑していた。富岡にできる最新の製糸場のため、工女を集めねばならないのだ。その話を聞いた英は、縁談を先延ばしにするために、つい言ってしまう。「わたし、富岡製糸場に参ろうと思います」そして英の言葉をきっかけに、少女たちが集まって…。初めての長旅、共同生活、そして仕事。あの時代、あの場所で生きた少女たちの、瑞々しい青春記録。人気脚本家、小説初挑戦作。 |
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おすすめコメント
明治6年。松代藩の中級武士だった横田家の娘・英は、持ち込まれた縁談に困惑していた。密かに胸にあるのは、幼馴染みで使用人の息子、幸次郎。けれど、身分違いの恋など許されない……。一方、区長を務める英の父もまた、悩んでいた。富岡にできるというフランス式の最新の製糸場に、区から工女を出さねばならないのに、誰も協力してくれない。父の窮地が家族の話題にのぼったとき、縁談を断ろうとしていた英は、つい勢いで言ってしまう。「わたし、富岡製糸場に参ろうと思います」 そして区長の娘が富岡に行く、という安心感から、瞬く間に、個性溢れる少女たちが集まって……。初めての長旅と共同生活、フランス式製糸場にフランス人上司。初賃金とホームシック、そして恋……。あの時代、あの場所に、青春があった。少女たちの瑞々しい青春記録。