ほんとうの憲法 戦後日本憲法学批判
ちくま新書 1267
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2017年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-06978-8
(4-480-06978-X) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 265P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本の憲法学では「国民が権力を制限することが立憲主義だ」とされ、「抵抗」を英雄視する物語が延々と語られている。あたかも憲法9条が国際法をも超越した存在であるかのようなロマン主義を流布しつつ、自衛隊や日米安保を否定し、安全保障問題を語ってはいけない裏事情であるかのように扱ってきた。なぜこのような憲法学がまかり通るようになったのか。その歴史的経緯を解明し、日本が国際社会の一員として国際協調主義を採り、真に立憲主義国家になるための道筋を問い直す。 |
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目次 |
1 ほんとうの憲法の姿(日本国憲法をめぐる誤解を解く |
おすすめコメント
英米法ではなく大陸法によって日本国憲法を解釈する「抵抗の憲法学」はなぜ誤りなのか。国際協調主義に立つ、真の憲法像を提示する。