対中外交の蹉跌 上海と日本人外交官
出版社名 | 日本僑報社 |
---|---|
出版年月 | 2017年9月 |
ISBNコード |
978-4-86185-241-1
(4-86185-241-2) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 332P 20cm |
商品内容
要旨 |
戦前期上海は、総領事館とともに公使館・大使館事務所が設置され、日本の対中外交上の一大拠点であった。当時の文官エリートであった日本人外交官は、なぜ中国との関係を外交的にマネージすることができず、陸軍に代表される武官エリートに翻弄され、あるいは時として同調することによって、明治の開国以来、近代日本が血と汗をもって営々と築き上げて来た遺産を崩壊されてしまったのか。上海で活躍した代表的な外交官の足跡を辿ることにより、彼らが果たした役割と限界、そして対中外交の蹉跌の背景と、現代の日中関係に通じる教訓と視座を提示する。 |
---|---|
目次 |
第1章 私と中国、そして上海(外務省を志したきっかけ |