人はなぜ太りやすいのか 肥満の進化生物学
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2017年7月 |
ISBNコード |
978-4-622-08553-9
(4-622-08553-4) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 338,44P 20cm |
商品内容
要旨 |
世界中で増加する肥満。背景には進化的適応がある。太る仕組みを知ることで分かる真の健康。それを手に入れるには?近道はないが、確実な道のヒントがここに。 |
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目次 |
はじめに―ヒューマンバイオロジー、進化、肥満 |
おすすめコメント
人類は太り続けてきた。世界の肥満人口は1980年から倍増し、クック諸島の過剰体重割合は81%に上る。本書はヒューマンバイオロジーの視点から、進化、適応、代謝、生殖、情報分子、遺伝、エピジェネティクス等にわたる膨大な知識を集約し、肥満流行の原因に迫った先駆的な仕事。現代人は太りやすい。一因は進化の過程で脳が大型化したことにある。人体の複雑さに感嘆するとともに、真の健康とは何かを考えさせる1冊。