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マルセル・デュシャンとチェス

出版社名 平凡社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-582-28448-5
4-582-28448-5
税込価格 5,280円
頁数・縦 341,49P 22cm

商品内容

要旨

気鋭の美術評論家がチェスとデュシャンの失われた関係を解き明かし、制作論の精緻な読み解きから造形の根源へと至る、スリリングにしてこの上なく大胆な意欲作。生誕130年、レディメイド登場100年!

目次

序章 二つのモノグラフの間に
第1章 絵画からチェスへの移行
第2章 名指されない選択の余地
第3章 四次元の目には映るもの
第4章 対立し和解する永久運動
第5章 遺された一手をめぐって
第6章 創作行為、白と黒と灰と

著者紹介

中尾 拓哉 (ナカオ タクヤ)  
美術評論家。1981年東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。2014年に論考「造形、その消失において―マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)