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漱石先生の手紙が教えてくれたこと

岩波ジュニア新書 858

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-00-500858-2
4-00-500858-5
税込価格 968円
頁数・縦 209P 18cm

商品内容

要旨

漱石の書き残した若い人への手紙は、小説とは違った感慨を読む者に与える。「あせってはいけません」「牛のように図々しく進んでいくのが大事」等々、綴られる励まし、ユーモア、人としての深さは、今を生きる人にとっても、温かなエールとなるであろう。示唆に富む手紙から、文豪・漱石の新たな横顔が見えてくる。

目次

序章 吾輩は手紙好き人間である
1章 孤独と向き合う―顧りみるもの一人も無
2章 人生の決断に迷ったとき―死ぬまで進歩するつもりでやればいい
3章 決めた道で困難に出会ったとき―自分は自分流にするのが義務
4章 戦うよりも許すこと―それが人間の修養
終章 吾輩は自己の天分を尽くすのである

出版社・メーカーコメント

「あせってはいけません」「牛のように図図しく進んでいくのが大事」.漱石の書き残した,弟子を始めとする若い人々への手紙は,小説とは違った感慨を読む者に与える.綴られる励まし,ユーモア,人としての深さは,今を生きる人にとっても,温かなエールとなるだろう.示唆に富む手紙から文豪・漱石の新たな一面が見えてくる.

著者紹介

小山 慶太 (コヤマ ケイタ)  
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業、理学博士。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)