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ガレノス 西洋医学を支配したローマ帝国の医師

出版社名 白水社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-560-09584-3
4-560-09584-1
税込価格 5,280円
頁数・縦 311,72P 20cm

商品内容

要旨

ローマ帝国で歴代の皇帝から庶民までの治療を手がけ、著作がヨーロッパとイスラーム世界において、約千五百年にわたり医学の最高権威であり続けたガレノス。最新の研究を生かしてその人物と生涯を追いながら、著作にふれつつ、当時のローマ世界の医療や衛生状態を解説する。「医学の第一人者」初の評伝。

目次

序章 腐ったチーズ
第1章 ペルガモン
第2章 医学の習得
第3章 剣闘士
第4章 ローマ
第5章 解剖とボエトゥス
第6章 マルクス・アウレリウスと疫病
第7章 ガレノスと患者たち
第8章 大火
終章 西と東―ガレノスの二人の信奉者

おすすめコメント

庶民・剣闘士の治療から歴代皇帝の侍医としてまで名声を得たガレノス。その複雑な人柄とローマ帝国の医療衛生現場を生き生きと描く。

著者紹介

マターン,スーザン・P. (マターン,スーザンP.)   Mattern,Susan P.
ジョージア大学歴史学教授。専門は古代ギリシア、ローマ、エジプトおよび当時の病気・医療・法律など。古代史についての著作多数。『ガレノス―西洋医学を支配したローマ帝国の医師』はアメリカの優れた専門書・学術書に送られるプローズ賞の2013年古典古代史部門で佳作に選ばれた
澤井 直 (サワイ タダシ)  
順天堂大学大学院医学研究科助教。1975年富山県生まれ。2003年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)