• 本

人生100年時代の国家戦略 小泉小委員会の500日

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-492-21235-6
4-492-21235-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 317,52P 19cm

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要旨

現代日本の政治を語る際に、投票率の高い高齢者を優遇する政策が多いことが、しばしば指摘される。しかし、少子高齢化が深刻な現状では、高齢者のみならず、若い子育て世代を後押しする政策が必須といえる。本書は、そんな問題意識のもと政策提言に臨んだ自由民主党の若手議員たちによる議論の記録である。次世代リーダーの筆頭に掲げられる小泉進次郎・衆議院議員を中心に、2016年2月、自民党政務調査会「財政再建に関する特命委員会」の中に「2020年以降の経済財政構想小委員会(小泉小委員会)」が立ち上げられた。以降、「人生100年時代」の社会保障などをテーマに約500日間にわたり議論が重ねられ、「レールからの解放」「勤労者皆社会保険制度」「健康ゴールド免許」「こども保険」といった数々の政策案が打ち出された。著者は東日本大震災からの復興など多数の社会事業を手がける一般社団法人RCF代表理事。小泉小委員会の民間オブザーバーとして議論の経緯をつぶさに見つめてきた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年02月09日]

商品内容

要旨

伴走し続けた著者だから書けた小泉進次郎と若手議員20人激闘の記録。

目次

序章 異議あり―2015年12月5日〜2016年2月3日(若手議員の反乱
政調会が動いた ほか)
第1章 レールからの解放―2016年2月10日〜4月13日(自民党史上初の若手議員による政策委員会
問題意識の共有 ほか)
第2章 人生100年時代の社会保障―2016年4月20日〜10月26日(熊本地震への緊急対応と小委員会
厚生労働省を分割せよ ほか)
第3章 こども保険をつくる―2016年11月15日〜2017年3月29日(トランプ・ショック
子ども・子育て支援に挑む ほか)
終章 骨太の方針―2017年3月29日〜(村井と小林の「根回し」
大臣経験者にも接触 ほか)

おすすめコメント

「若者が老人を支える国」から「みんなで若者を支える国」へ。小泉進次郎がこども保険を提言した理由とは。日本の未来を問う必読書。

著者紹介

藤沢 烈 (フジサワ レツ)  
小泉小委員会オブザーバー/一般社団法人RCF代表理事/新公益連盟事務局長。1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・一般社団法人RCF)を設立し、情報分析や事業創造に取り組む傍ら、復興庁政策調査官、福島県「東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設有識者会議」委員、国土交通省「まちづくり活動の担い手のあり方検討会」委員を歴任。総務省地域力創造アドバイザー、復興庁「新しい東北」復興・創生顕彰選定委員、釜石市地方創生アドバイザーも兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)