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田中小実昌ベスト・エッセイ

ちくま文庫 た41−7

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-480-43489-0
4-480-43489-5
税込価格 1,045円
頁数・縦 380P 15cm

商品内容

要旨

牧師の家に生まれ、戦争では死にかけ、東大に入学しながらストリップ劇場に転がり込んだ男、田中小実昌、通称コミさん。香具師をやったり、米軍基地で働いたりしながら翻訳や創作を始め、いつの間にか直木賞作家に…?!そんなコミさんの、人に優しく「物語」に厳しいエッセイを精選。入門編にして決定版!コミさんの「目」は、今も輝きを失っていない。

目次

1(ひと
おんな

映画
コトバ)
2(勤労奉仕から動員へ
父と特高
ハミだした両親
濃いインキの手紙
昭和19年…(抄)
G線上のアリア(抄)
張っちゃいけない親父の頭
やくざアルバイト
横田基地のバンブダンプ
不動産屋、そして医学研究所
葬式はしない)

著者紹介

田中 小実昌 (タナカ コミマサ)  
1925年東京生まれ。東京大学文学部哲学科中退。バーテン、香具師などを転々とする。J.H.チェイス、R.チャンドラー、C.ブラウンの名訳で知られる。「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受賞。2000年2月アメリカで客死
大庭 萱朗 (オオバ カヤアキ)  
1962年北海道生まれ。出版社勤務を経て、文芸評論家・フリー編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)