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明智小五郎回顧談

出版社名 ホーム社
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-8342-5316-0
4-8342-5316-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 342P 20cm

商品内容

要旨

謎に包まれた出生の秘密、一高・帝大時代の暮らしぶり、乱歩との邂逅、そして二十面相との秘められた関係…名探偵が自らの生い立ちを独白する。

おすすめコメント

「この期に及んで、僕の話など聞いて、何になるというのです?」 明智小五郎は、日本人ばなれした彫りの深い顔に笑みを浮かべながら、じっと蓑浦を見つめた。特徴的なモジャモジャ頭は、かつて蓑浦元警部補が事件の相談を持ちかけたときと、ほとんど変わりがなく、まだ白髪が混じることもなかった。しかし六十歳を過ぎた彼の顔には、細かな皺が刻まれていた。……(本文より)   謎に包まれた出生の秘密、一高・帝大時代の暮らしぶり、江戸川乱歩との邂逅、そして二十面相との秘められた関係等々、名探偵が自らの生い立ちを独白する。 乱歩研究の第一人者が、研究の粋を尽くして描き上げた、明智小五郎の知られざる生涯!

出版社・メーカーコメント

ベールに包まれた父親の正体、一高・東大時代の交遊録、戦時中の大陸での諜報活動、怪人二十面相との驚くべき関係……。乱歩研究の第一人者が描く、名探偵明智小五郎の知られざる生涯!

著者紹介

平山 雄一 (ヒラヤマ ユウイチ)  
探偵小説研究家、翻訳家。1963年生まれ。東京医科歯科大学大学院修了。歯学博士。日本推理作家協会、ベイカー・ストリート・イレギュラーズ、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、「新青年」研究会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)