エスカレーション 北朝鮮vs.安保理四半世紀の攻防
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2017年12月 |
ISBNコード |
978-4-00-022300-3
(4-00-022300-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 248P 19cm |
商品内容
要旨 |
一九九二年、冷戦終結後の国際平和構築に向け、史上初の国連「安全保障理事会サミット」が開かれた。高揚感に満ちた安保理を北朝鮮の核開発疑惑が大きく揺さぶる。北朝鮮がミサイル発射・核実験を行い、安保理は制裁決議を出す―、四半世紀にわたって同じ事態が繰り返されながら、なぜ北のエスカレーションを止められないのか。「裏安保理」とも言うべき非公式協議の生々しいやりとりから浮かび上がるのは、米中ロら大国の利害衝突と試行錯誤の対応だった。国際社会は、孤立を深め核に依存する北朝鮮を包摂できるのか。 |
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目次 |
第1部 冷戦終結後安保理の試練(第一次核危機苦闘の始まり(一九九三〜九四年) |
おすすめコメント
国際社会はなぜ北朝鮮の核保有を止められないのか。国連安保理非公式会議の記録から浮かび上がる、大国の利害衝突。