バカロレア幸福論 フランスの高校生に学ぶ哲学的思考のレッスン
星海社新書 122
出版社名 | 星海社 |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-06-511232-8
(4-06-511232-X) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 190P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 国際比較における日本人の「幸福度」の低さはしばしば話題になる。国際連合が毎年発表している『世界幸福度報告』の最新(2018年)のランキングで日本は前年より順位を下げ、54位だった。一方、フランスは上位“常連”の北欧諸国には及ばないものの23位だ。本書の著者は、この日仏の幸福度の差が「哲学」にあるとみている。多くのフランス人が幸福なのは、高校時代の哲学教育や、大学入学に必須な「バカロレア」の哲学試験対策によって「思考の型」を身に付けているからだという。本書では、その「思考の型」について、実際の哲学試験(哲学小論文)の例を挙げながら詳細に解説している。それは、日本人が「幸福」になるためのヒントにもなるものだ。著者は京都薬科大学准教授。ルノー財団奨学生としてフランス・ボルドーに留学し、ボルドー第三大学で博士号を取得。20世紀フランス思想史とバカロレア哲学試験の研究を進めている。 |
商品内容
要旨 |
日本人が不幸なのは、哲学をやっていないからだ!!幸せのフレンチ・パラドックス―日本は、失業率も殺人発生率も肥満率も低いのに、幸福度だけフランスに負けている!アリストテレス、デカルト、スピノザ、カント、ニーチェ…フランスの高校生たちは、偉大な哲学者たちから学び、考え、自分で答えを出している!“バカロレア(フランスの大学入試問題)”でわかるフランス式幸せになる思考のエッセンス。 |
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目次 |
1 フランス人は大学に入るために、幸福について考える―バカロレア哲学試験とは何だろうか?(フランスの「大学入試」バカロレア |
おすすめコメント
「幸せとは何か?」に自力で答えを出す! フランス大学入試の哲学小論文と偉大な哲学者たちの幸福論で、論理的思考力を身につける。