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逃げられない世代 日本型「先送り」システムの限界

新潮新書 771

出版社名 新潮社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-10-610771-9
4-10-610771-6
税込価格 880円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

2036年。あらゆる問題を「先送り」してしのいできた日本に限界が来る。これ以上の「先送り」は不可能になるのだ。年金、保険などの社会保障はもとより安全保障に至るまで、国家システムの破綻は回避できるのか。危機の本質を政官のメカニズムに精通した若手論客が描き出す。なぜ国会では何も決まらない?財政破綻は近い?異次元緩和の利得者は?日米同盟は盤石か?すべての議論の出発点となる画期的論考。

目次

第1章 先送り国家日本の構造と「逃げられない世代」(キャリア官僚から放浪生活へ
経産省内からの「改革」 ほか)
第2章 社会保障の先送り課題について(最大の政府予算部門
財務省への大いなる勘違い ほか)
第3章 迫り来る安全保障の危機(経済産業省の源流
太平洋戦争を支えた組織 ほか)
第4章 私たちはどう生きるべきか?(未来は真っ暗なのか?
まだ伸び続ける寿命 ほか)

おすすめコメント

2036年、限界到来。年金、保険などの社会保障はもとより安全保障に至るまで危機は回避できるのか。若手論客が放つ画期的論考。

著者紹介

宇佐美 典也 (ウサミ ノリヤ)  
1981(昭和56)年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省入省。2012年に退職。太陽光発電等に関わるコンサルティングの傍ら、メディア出演、著述活動に勤しむ。岡山県立大学客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)