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坐の文明論 人はどのようにすわってきたか

出版社名 晶文社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7949-7027-5
4-7949-7027-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 359,9P 20cm

商品内容

要旨

歴史的・世界的に人々はどのような坐り方をしてきたのか?坐の形態の世界分布、床坐民族と椅子座民族の身体感覚の違い、座具が各国の空間様式をいかに形づくったのか、具体的な椅子の製作の裏側にある坐理論のバリエーション、それとよりよくマッチするための身体技法など、“人とすわること”についてのトータルな考察にして、画期的な文明論。

目次

序章
1章 坐の形態論―世界各地の坐文化
2章 坐の象徴論―椅子座と床坐の文明
3章 座の空間論―中国椅子史と日本の受容
4章 座の様式論―フランス家具の様式と名称
5章 座の語彙論―椅子の名称とタイポロジー
6章 坐の技法論―身体が導く椅子デザイン
7章 坐の文明論―文明とは身体である

著者紹介

矢田部 英正 (ヤタベ ヒデマサ)  
1967年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。整体協会にて研鑽を積んだ後独立し、日本身体文化研究所を主宰。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル“Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。椅子の販売・コンサルティング会社の顧問も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)