中華料理進化論
イースト新書Q Q050
出版社名 | イースト・プレス |
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出版年月 | 2018年9月 |
ISBNコード |
978-4-7816-8050-7
(4-7816-8050-X) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 223P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 ラーメン、焼きギョウザ、麻婆豆腐――。これらは「中華料理」と呼ばれ、本来の中国料理とは別物の大衆料理として多くの日本人に親しまれている。近年では日本発で世界に進出もしている中華料理には、実は広く普及する伝統的、構造的な要因があり、そこには日本経済復活のヒントさえ隠れているのだ。本書では、日本在住約20年になる中国人の料理愛好家である著者が、文化、テクノロジー、ビジネスといった観点から「中華料理」を俯瞰。元となる中国料理が日本に伝播し、受容され、日本人の味覚や地域文化に合わせて変容、定着するといった進化のプロセスを分析するとともに、それを今後のイノベーションや産業振興などに生かす道を探っている。著者は立命館大学デザイン科学センター客員研究員、日経×TECH特約ライター、食文化研究家。来日して以来、大手電機メーカー勤務のかたわら食文化の比較研究を行ってきた。 |
商品内容
要旨 |
中国料理と中華料理の違いとは?中国から伝来し、愛され、独自の進化を遂げて日本に定着した中華料理。そのプロセスを文化/テクノロジー/ビジネスの視点から、グローバルな流れのなかで分析し、4000年の歴史の最先端にある日本の中華料理を描き出す。中華料理に宿るチャレンジ精神とアレンジ力、発明力から、日本が持っていた底力が見えてくる。刀削麺・蘭州拉麺ブームが巻き起こるいま、日本在住20年の中国人料理研究家が贈る、かつてない味わいの食文化論。 |
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目次 |
第1章 「中華料理」と「中国料理」は何が違うのか |
おすすめコメント
中国から伝来し、独自の進化を遂げて日本に定着した中華料理。そのプロセスを文化/テクノロジー/ビジネスの視点から、グローバルな流れのなかで実例とともに分析し、4000年の歴史の最先端にある日本の中華の姿を描き出す。 チャレンジ精神とアレンジ力の秘密から見える、日本のモノ作りとサービス作りとは? 日本の停滞を打ち破るヒントは中華料理にある!