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機械カニバリズム 人間なきあとの人類学へ

講談社選書メチエ 683

出版社名 講談社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-06-513025-4
4-06-513025-5
税込価格 1,815円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

銃、蒸気機関、計算機革命、そして人工知能へ―機械は、希望なのか?敵なのか?単なる道具なのか?「他者の視点から自己を捉え、自己を変化させていく営為」=カニバリズムという視点から、AIと将棋、SNSと相互モニタリングなどに光を当て、テクノロジーvs.人間という対立を超えた、新たな人類学を構想する。「私たちはいかなる存在であり、いかなる存在でありうるか」を問う、気鋭の人類学者による痛快かつ真摯な思考!

目次

第1章 現在のなかの未来
第2章 ソフトという他者
第3章 探索から評価へ
第4章 知性と情動
第5章 強さとは何か
第6章 記号の離床
第7章 監視からモニタリングへ
第8章 生きている機械

おすすめコメント

私たちは機械を愛し、恐れている。だが問題の核心は「人間の変容」だった! AI将棋とSNSと人類学で縦横に展開する鮮烈な思考!

著者紹介

久保 明教 (クボ アキノリ)  
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科准教授。科学技術と社会の関係について社会/文化人類学の観点から研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)