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奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの

出版社名 ミシマ社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-909394-12-5
4-909394-12-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 203P 17cm

商品内容

要旨

「なぜだ!?売れない文庫フェア」「中高生はこれを読め!」「ソクラテスのカフェ」…ユニークな企画を次々と生み出し、地元はもちろん、遠方からも愛された札幌・くすみ書房の店主。閉店後、病が発覚し、2017年8月末、他界。その著者の遺稿を完全収録。

目次

1 遺稿 本屋のオヤジの日々是好日(仮)(日本で一番有名な本屋に?
地下鉄の延長で売上大幅ダウンに
昭和二十一年創業の町の本屋
頑張るほど赤字に
息子の病、そして死 ほか)
2 解説 くすみ書房という本屋があった(中島岳志)
3 補録(講演会草稿・1―二〇一三・六・二四 札幌市立高図書館連絡協議会
講演会草稿・2―二〇一五・五・八 大曲中一年、二年
「西区に本屋を作ります」草稿)

著者紹介

久住 邦晴 (クスミ クニハル)  
1951年、北海道生まれ。1946年に父がくすみ書房を創業、1999年に後を継ぐ。読書離れに歯止めをかけようと、良書なのに売れ行きのよくない作品ばかりを集めた「売れない文庫フェア」などの試みが話題となる。「本屋のオヤジのおせっかい」と題し中高生に読んでほしい本を集めた「これを読め!」シリーズは道内各地の書店や他県にも広がった。2017年に肺がんのため死去。享年六十六
中島 岳志 (ナカジマ タケシ)  
1975年、大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は近代日本政治思想史、南アジア地域研究。主な著作に『中村屋のボース』(白水社、大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞)(ミシマ社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)