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「アラブの春」とは一体何であったのか 大使のチュニジア革命回顧録

出版社名 臨川書店
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-653-04369-0
4-653-04369-8
税込価格 2,090円
頁数・縦 226P 19cm

商品内容

要旨

衝撃体験の全記録!―歴史の一頁として現代・未来の社会への警告として残すべき記録である。

目次

現地日本大使が見たチュニジア革命(二〇一一)(チュニジア革命の要点(二〇一三年四月に記す)
兵士二名が日本大使公邸の敷地に侵入(二〇一一年一月一七日に記す)
チュニジア革命(二〇一一年一月十四日)と緊急事態対応を通しての筆者の所感(二〇一一年二月八日に記す―革命の三週間後である)
チュニジア史上初めての民主的選手(二〇一一年十月二十三日)を控えて書いた所感(二〇一一年十月十九日に編集)
チュニジア離任時に思ったこと(二〇一二年十一月に記す))
チュニジア革命前夜(「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアの「ジャスミン革命」―当時の「分析メモ」を読みながら「ジャスミン革命」前夜にタイム・スリップしてみる
ウィキリークスで明らかにされた米国の外交電報―チュニジア革命(二〇一一)前夜
英国ケンブリッジ大学における学問と生活―ある日本人留学生の回顧録)

著者紹介

多賀 敏行 (タガ トシユキ)  
大阪学院大学外国語学部教授、中京大学国際教養学部客員教授。1950年、三重県松阪市で生まれる。名古屋の東海高校を卒業して、1969年、一橋大学法学部入学。1974年に卒業、外務省に入省。1977年、ケンブリッジ大学よりLL.M(法学修士号に相当)取得。国連日本政府代表部の一等書記官や本省国内広報課長、そして天皇陛下の侍従を務めて、2009年から2012年まで駐チュニジア大使を務める。在任中に「アラブの春」の先駆けとなったチュニジア革命に遭遇。その後、駐ラトビア大使を務め、2015年12月に外務省を退官。2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)