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ビデオゲームの美学

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-7664-2567-3
4-7664-2567-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 350,23P 21cm

商品内容

要旨

産業規模の拡大とともに、文化的重要性が増しつつあるビデオゲーム。本書は、ビデオゲームを一つの芸術形式として捉え、その諸特徴を明らかにすることを試みる。スペースインベーダー、ドンキーコング、テトリス、パックマン、スーパーマリオブラザーズ、ドラゴンクエスト―多くの事例をとりあげながら、ビデオゲームを芸術哲学の観点から考察し、理論的枠組みを提示する画期的な一冊。

目次

第1部 芸術としてのビデオゲーム(ビデオゲームとは何か
ビデオゲームの意味作用
芸術としてのビデオゲーム)
第2部 一つの画面と二つの意味(ビデオゲームの統語論
ビデオゲームの意味論
虚構世界
ゲームメカニクス)
第3部 二つの意味のあいだで遊ぶ(二種類の意味論の相互作用
ビデオゲームの空間
ビデオゲームの時間
プレイヤーの虚構的行為
行為のシミュレーション
そして遊びの哲学へ)

おすすめコメント

1970年代の誕生以来、文化的重要性を増しつつあるビデオゲームを、1つの芸術形式として捉え、その形式的特徴とは何たるかを分析する。

著者紹介

松永 伸司 (マツナガ シンジ)  
東京藝術大学美術学部教育研究助手、首都大学東京非常勤講師。2015年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学(美学)専門領域博士後期課程修了。博士(美術)。2015年より立命館大学ゲーム研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)