公卿会議 論戦する宮廷貴族たち
中公新書 2510
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-102510-4
(4-12-102510-5) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 240P 18cm |
商品内容
要旨 |
天皇家を支えた貴族層のうち、大臣らトップクラスを公卿という。律令制の導入以降、国政の重要案件については、公卿たちが集まり、会議を行って方針を決めた。現在の内閣の閣議に相当する。藤原道長の頃に定まった宮廷政治のあり方は、院政の成立、承久の乱、建武の新政などを画期として変化を遂げながらも、南北朝時代まで続いた。貴族の政務の実態を解説し、日本の合意形成プロセスの原型というべき公卿会議の変遷をたどる。 |
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目次 |
第1章 律令制の時代 |
おすすめコメント
限られた上級貴族が集まり、国政の重要案件を論じた公卿会議。この国の合意形成プロセスの原型というべき合議制度の変遷をたどる。