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平成政権史

日経プレミアシリーズ 390

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-532-26390-4
4-532-26390-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 299P 18cm

商品内容

要旨

すべては1989年からはじまった。自民単独政権の終焉、バブル崩壊、湾岸戦争、人口減少、ネット経済の勃興…。いまにつらなる平成30年間の激動のなか、日本の政治は何をしてきたのか。長く取材を続けるジャーナリストが、当時執筆した記事も織り込み紡ぐ、全10編の政権物語。

目次

第1章 宇野・海部政権とは何だったのか―第2次・第3次竹下政権だった
第2章 宮沢政権とは何だったのか―竹下派に翻弄された「遅れてきた保守本流」政権だった
第3章 細川政権・羽田政権とは何だったのか―小沢がつくって小沢が壊した政権だった
第4章 村山政権とは何だったのか―55年体制と社会党に幕を引いた政権だった
第5章 橋本政権とは何だったのか―改革をめざし経済危機で倒れた「改革」政権だった
第6章 小渕政権・森政権とは何だったのか―橋本政権から小泉政権へのつなぎの踊り場の政権だった
第7章 小泉政権とは何だったのか―本当に自民党をぶっ壊した政権だった
第8章 安倍・福田・麻生政権とは何だったのか―「政権交代」を呼び込んだ政権だった
第9章 民主党政権とは何だったのか―統治能力を欠き自壊した政権だった
第10章 第2次安倍政権とは何なのか―失敗を糧に経済を重視、官邸主導を確立した政権

おすすめコメント

☆まもなく平成が終わろうとしている。経済の長期低迷、戦争やテロ、度重なる大災害……激動の30年間、日本の政治は何をしたのか。 ☆長年にわたり取材を経験したジャーナリストが、自身が当時執筆した記事も引用しつつ、歴代内閣の足跡を振り返り、政治の本質に迫る。 ☆私たちが生きた平成という時代は何だったのか、そして、これから日本はどこへ向かうのか。 過去に学び、未来を展望するために必読の一冊。

著者紹介

芹川 洋一 (セリカワ ヨウイチ)  
日本経済新聞論説フェロー。1950年熊本県生まれ。東京大学法学部卒業、同新聞研究所修了。76年日本経済新聞社入社。79年から2005年まで政治部に所属し、編集委員、政治部長を務めた後、大阪編集局長、論説委員長、論説主幹等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)