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歴史の中の感情 失われた名誉/創られた共感

出版社名 東京外国語大学出版会
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-904575-69-7
4-904575-69-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 219,47P 20cm

商品内容

要旨

“感情”は、その形や意味を変えながら「文化的な記憶」として歴史の中に保存されてきた。感情史研究の第一人者である著者が、ヨーロッパの「名誉」と「共感」がたどった歴史的な変遷を中心に、その諸相を読み解く。歴史学に新たな視野を拓いた注目の講演録、待望の邦訳。

目次

序章 歴史の中の感情の秩序
1章 感情の消失
2章 感情のジェンダー化
3章 感情の発見
感情の消失と発見―結論と展望
解説 なぜ今、感情史なのか(伊東剛史)

著者紹介

フレーフェルト,ウーテ (フレーフェルト,ウーテ)   Frevert,Ute
専門は西洋近現代史、ジェンダー史、感情史。ビーレフェルト大学にて博士号取得後、ベルリン自由大学、コンスタンツ大学、ビーレフェルト大学、イェール大学で教鞭をとり、現在、ドイツのマックス・プランク人間発達研究所感情史研究センター長を務める。1998年、ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞を受賞
櫻井 文子 (サクライ アヤコ)  
専門は近代ドイツ史、近代科学史。ケンブリッジ大学Ph.D.現在、専修大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)