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三島由紀夫は一〇代をどう生きたか あの結末をもたらしたものへ

出版社名 文学通信
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-909658-02-9
4-909658-02-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 356P 20cm

商品内容

要旨

昭和一〇年代に風靡した『日本浪曼派』、『文藝文化』の文芸思潮が、ちょうど一〇代を生きていた三島少年を包み擁していたさまを、膨大な資料と、独自の取材により描き出す。あの結末をもたらした、その文学と思想の源泉とは一体何だったのか―。数々のスクープを連発してきた著者による渾身の評伝!

目次

プロローグ―三島由紀夫がさだめた自分だけの墓所
序章 結縁―神風連(「約百名の元サムライ」の叛乱
日本の火山の地底 ほか)
第1章 邂逅―東文彦(先輩からの賛嘆の手紙
至福の拠り処 ほか)
第2章 屈折―保田與重郎(一〇代の思想形成
日本浪曼派 ほか)
第3章 黙契―蓮田善明(田原坂公園の歌碑
「神風連のこころ」 ほか)

著者紹介

西 法太郎 (ニシ ホウタロウ)  
昭和31(1956)年長野県生まれ。東大法学部卒。総合商社勤務を経て文筆業に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)