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蛮行のヨーロッパ 第二次世界大戦直後の暴力

出版社名 白水社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-560-09657-4
4-560-09657-0
税込価格 8,140円
頁数・縦 601,34P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

欧州各地で吹き荒れた夥しい残虐行為―復讐、民族浄化、内戦―などを、英国の歴史家が、証言や統計史料を駆使して包括的に論じ、「戦後の闇」に光を当てる。口絵写真・地図多数収録。ヘッセル=ティルトマン賞受賞作品。

目次

第1部 戦争の遺産(物理的破壊
不在 ほか)
第2部 復讐(血への渇き
解放された収容所 ほか)
第3部 民族浄化(戦時の選択
ユダヤ人の逃亡 ほか)
第4部 内戦(戦争の中の戦争
フランスとイタリアの政治的暴力 ほか)

おすすめコメント

欧州で荒れ狂った夥しい残虐行為──復讐、民族浄化、内戦などを包括的に論じ、戦後の闇に光を当てる現代史。イアン・カーショー推薦!

著者紹介

ロウ,キース (ロウ,キース)   Lowe,Keith
1970年生まれ。マンチェスター大学で英文学を学び、作家および歴史家として著作を発表し続けている。連合国によるハンブルク爆撃によって生じた1943年の空襲大火に関する著作、Inferno:The Devastation of Hamburg,1943(2007)が知られている。著書『蛮行のヨーロッパ―第二次世界大戦直後の暴力』は『サンデー・タイムズ』のトップ10ベストセラーとなり、英国で優れた歴史ノンフィクション作品に贈られるヘッセル=ティルトマン賞を受賞し、世界8カ国語以上の言語に翻訳されている
猪狩 弘美 (イガリ ヒロミ)  
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。桐朋学園大学ほか非常勤講師。専門はドイツ現代史
望 龍彦 (モチ タツヒコ)  
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)