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「神国」の正統論 『神皇正統記』受容の近世・近代

出版社名 ぺりかん社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-8315-1532-2
4-8315-1532-9
税込価格 7,040円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

日本の本来性と天皇の統治とを結びつけた歴史的概念としての「正統」の語り方とその行方。

目次

1(「神国」の「正統」―『神皇正統記』の思想構造
「南朝」のあとで―近世前期までの『神皇正統記』の受容史
「虚器」と「共主」―山鹿素行と新井白石の『神皇正統記』受容)
2(「神器」と「正統」―闇斎学派の南朝正統論
本来性をめぐる闘争―前期水戸学における神器論争
「神書」と「古典」のあいだ―垂加派における『古事記』研究)
3(「神道」から「古道」へ―『弁道書』以降における「神道」の再解釈
「国体」の興隆―後期水戸学における『神皇正統記』の受容
「神国」の近代―明治国学と『神皇正統記』)

著者紹介

齋藤 公太 (サイトウ コウタ)  
1986年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所助教。専攻、日本思想史・宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)