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ウッツォンの窓の家 マヨルカ島の《キャン・リス》をめぐる断章

出版社名 彰国社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-395-32136-0
4-395-32136-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 143P 21cm

商品内容

要旨

ウッツォンが“シドニー・オペラハウス”での挫折から再起をかけたのがこの実験住宅“キャン・リス”だった。それは、孔のデザインからスタートした建築の原点への模索である。本書は、ウッツォンが追い求めた住まいのありかを空間体験を通してつづるリポート。

目次

第1部 ウッツォンの小さな実験住宅“キャン・リス”(はじまりは「孔」
“キャン・リス”とは
窓の家
光の家
大地の家
風の家
扉の家)
第2部 ウッツォンとは(ウッツォンの生涯
主要作品)
付録

おすすめコメント

ウッツォンは<シドニー・オペラハウス>の設計者として著名だが、彼の真面目は、その挫折後に愛する家族のために建てた<キャン・リス>にある。著者は、この家に3週間滞在し、ウッツォンの目線の位置に自らを置き、彼が「窓の向こうの世界」に見ていたものを文章と写真でたどっていく。

著者紹介

和田 菜穂子 (ワダ ナホコ)  
建築史家、博士(学術)。新潟生まれ。一般社団法人東京建築アクセスポイント代表理事。青山学院大学卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科院修了。2006‐08年デンマーク政府奨学生としてコペンハーゲン大学留学。東北芸術工科大学、東京藝術大学等に勤務。現在、慶應義塾大学および中央大学非常勤講師
山田 新治郎 (ヤマダ シンジロウ)  
写真家。1969年東京生まれ。東京工芸大学短期大学部卒業。写真家村井修氏に師事。ドイツに3年間滞在後、スタジオ村井を経て、2003年よりフリーランスの写真家として建築写真を中心に活動。ライフワークとして、祖父の建築家山田守が設計し現存する建築を撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)