• 本

三河吉田藩 交通の要衝三河吉田と新居関を擁する譜代藩。「知恵伊豆」の血を引く大河内松平氏が長く治めた。

シリーズ藩物語

出版社名 現代書館
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-7684-7153-1
4-7684-7153-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 206P 21cm

商品内容

要旨

出世城といわれた吉田城。城に恥じない譜代の重鎮としての格式と規範を示す。老中・大坂城代の藩主達。三河最古の藩校時習館は多くの人材が輩出。吉田から豊橋へ変われどもその光は引き続く。

目次

プロローグ 三河吉田藩物語
第1章 領国支配から非領国支配へ―池田輝政が去ったあとは、譜代大名による統治へ。
第2章 入れ替わる譜代大名―幕閣への登竜門として、近世中期までは頻繁に領主が交代した。
第3章 大河内松平氏の時代―老中首座として幕政を担った藩主信明。一方、藩財政は危機に直面する。
第4章 三河吉田藩の文化―藩校は三河国で最も早く設立。藩領では城下を中心に様々な文化が花開く。
第5章 幕末の動乱と三河吉田藩―藩主信古は風雲急を告げる上方へ。新政府に恭順した吉田藩は豊橋藩と改称。
エピローグ 「ちぎりマーク」とともに

著者紹介

久住 祐一郎 (クスミ ユウイチロウ)  
1984年、新潟県生まれ。岡山大学大学院社会文化科学研究科博士前期課程修了。豊橋市二川宿本陣資料館学芸員を経て、現在は豊橋市美術博物館学芸員。交通史学会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)