ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ
講談社選書メチエ 705
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2019年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-516644-4
(4-06-516644-6) |
税込価格 | 1,925円 |
頁数・縦 | 266P 19cm |
商品内容
要旨 |
人間は自分たちだけで文明への階梯を上がって来たのではない。一万五〇〇〇年前、東南アジアの川辺での犬との共生の始まり。ニッチを見出す途上にあったお互いの視線の重なりが、弱点を補完し合い、交流を促し、文明と心の誕生を準備した。オオカミは人間を振りかえらないが、犬は振りかえる。人間は幻想や感情で判断するが、犬は論理的に判断する。犬は人の言葉を理解し、人の心を読み、人の窮地を救う―。人間と犬、運命共同体としての関係の特異性と起源を探る。 |
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目次 |
序章 イノシシ猟の衝撃―二〇一一年二月二三日 |
おすすめコメント
我々はいつどこで出会ったのか。それぞれが犬と人間になるための生態的条件とは? 鳴くイヌと喋るヒトは言葉を介して家族となった。