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「カッコいい」とは何か

講談社現代新書 2529

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-517048-9
4-06-517048-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 477P 18cm

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商品内容

要旨

「カッコいい」を考えることは、いかに生きるべきかを考えることだ!「カッコいい」は、民主主義と資本主義とが組み合わされた世界で、動員と消費に巨大な力を発揮してきた。「カッコいい」とは何かがわからなければ、20世紀後半の文化現象を理解することは出来ない。それは、人間にポジティヴな活動を促す大きな力!

目次

第1章 「カッコいい」という日本語
第2章 趣味は人それぞれか?
第3章 「しびれる」という体感
第4章 「カッコ悪い」ことの不安
第5章 表面的か、実質的か
第6章 アトランティック・クロッシング!
第7章 ダンディズム
第8章 「キリストに倣いて」以降
第9章 それは「男の美学」なのか?
第10章 「カッコいい」のこれから

おすすめコメント

20世紀後半の文化現象は「カッコいい」を通じて初めて理解できる。それについて考えることは、いかに生きるべきかを考えることだ!

著者紹介

平野 啓一郎 (ヒラノ ケイイチロウ)  
1975年、愛知県蒲郡市生まれ。北九州市出身。小説家。京都大学法学部卒業。1999年、在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。著書に、『決壊』(第59回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『ドーン』(第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『マチネの終わりに』(第2回渡辺淳一文学賞受賞)、『ある男』(第70回読売文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)