• 本

南方からの帰還 日本軍兵士の抑留と復員

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-7664-2609-0
4-7664-2609-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 262P 20cm

商品内容

要旨

抑留と現地での強制労働―復員をめぐる、旧連合国の思惑と米英の駆け引きとは?当時の一次史料から、未だ謎の多い南方日本軍兵士の抑留・強制労働・復員の全体像を明らかにする一冊。

目次

序章 抑留・復員問題にどう向きあうか
第1章 ビルマ・タイ・マレー・シンガポールでの抑留と復員―イギリス軍管轄下
第2章 インドネシアでの抑留と復員―オランダ軍管轄下
第3章 東部ニューギニア・豪北での抑留と復員―オーストラリア軍管轄下
第4章 フィリピンでの抑留と復員―アメリカ軍管轄下
終章 双方向からとらえた抑留・復員・帰還

おすすめコメント

シベリア抑留の実に2倍の120万人が関わりながら、未だ謎の多い東南アジア抑留。本書は、最新史料をもとに、抑留の実態と当時の国際関係が復員に及ぼした影響を解き明かす。

著者紹介

増田 弘 (マスダ ヒロシ)  
立正大学名誉教授、前東洋英和女学院大学教授、平和祈念展示資料館名誉館長。1947年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。専門分野:日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)