• 本

無人駅で君を待っている

出版社名 スターツ出版
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-8137-9034-1
4-8137-9034-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 309P 19cm

商品内容

要旨

浜名湖を臨む静かな無人駅。そこにあるベンチには、不思議な伝説があった。「会いたい…」オレンジ色の夕焼けの中、ベンチに座り、強く願えば、やさしい奇跡が訪れて…。親友、恋人、父や母…切なくも温かい5つの「再会」の物語。

出版社・メーカーコメント

物語の舞台は、静岡県浜松市北区細江町に実在する寸座駅。単線・短車両の天竜浜名湖鉄道の小さな駅は、浜名湖を見下ろす高台にあり絶好のロケーションだが、いつも人の気配はなく静寂に包まれている。電車が到着するのは1時間に1本程度。駅の端には、人ひとりが座れるくらいの「たまるベンチ」と呼ばれる不思議なベンチがある。快晴の日の夕方、オレンジ色に染まる空の下、そのベンチに腰掛け、もう二度と会えない故人との再会を願うと、やがて到着する「夕焼け列車」からその人が降りてくるという言い伝えがあるのだった。ただし、会えるのは一度だけ。それも、日の入りまでという…。 もう会えない、親友・恋人・父や母…切なくも温かい5つの「再会」の物語。 ――奇跡のストーリーに、心の奥深くから熱い涙があふれ出す。

著者紹介

いぬじゅん (イヌジュン)  
奈良県出身。2014年に『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)