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井戸茶碗の真実 いま明かされる日韓陶芸史最大のミステリー

出版社名 影書房
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-87714-483-8
4-87714-483-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

天下の名碗、井戸茶碗の謎―日本では国宝ともなった茶碗の王者は、原産地・朝鮮ではどんな器だったのか?その製作時期、場所、用途など、多角的なアプローチから謎の名碗の真実に迫る。発掘調査の科学的解析と資料研究、土と炎を熟知した韓国人陶芸家の経験が導く、知られざる真実の数々。いま、ようやくにして、井戸茶碗はここまで明らかになった!訳者による現地訪問記「井戸茶碗の故郷を訪ねて」付き。

目次

序章 現代韓国と井戸茶碗
第1章 井戸茶碗の製作時期
第2章 井戸茶碗の製作地
第3章 井戸茶碗の用途
第4章 井戸茶碗=祭器説の問題点
第5章 井戸茶碗とは何だったのか

著者紹介

趙 誠主 (チョ ソンジュ)  
陶芸家。1944年、韓国忠清南道瑞山の生まれ。1967年、延世大学史学科を卒業。その後、陶芸の世界に進み、池順澤氏のもとで作陶修業。韓国ではまだ関心の低かった「茶沙鉢」を極めることを生涯の道と定める。1975年に独立し、宝林陶苑を開窯。1980年頃より、日本各地で個人展を開催
多胡 吉郎 (タゴ キチロウ)  
作家。1956年東京生まれ。1980年、NHKに入局。ディレクター、プロデューサーとして多くの番組を手がける。2002年、ロンドン勤務を最後に独立、英国に留まって文筆の道に入る。2009年、日本に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)