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日本人は右傾化したのか データ分析で実像を読み解く

出版社名 勁草書房
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-326-35179-4
4-326-35179-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 270,60P 20cm

商品内容

要旨

右傾化の虚実を「見える化」。ネット右翼、日本礼賛番組、そして安倍政権の長期化…私たちは本当に右寄りになったのか?印象論やイデオロギーを排し、大規模な社会調査と統計学でその実態を明らかにする。

目次

序章 「右傾化」言説は何を生み出すのか
第1章 ナショナリズム―その「高まり」は本当か
第2章 国への誇り―「日本スゴイ」の原因は不満や不安なのか
第3章 「移民」の影響認知―外国人増加の影響はどう考えられているか
第4章 排外主義―外国人増加はその源泉となるか
第5章 「移民」の権利―誰が外国籍者の社会的権利を拒否するのか
第6章 政党支持―イデオロギー対立軸はどう変化しているのか
第7章 投票行動―自民党への投票は右傾化によるものなのか
第8章 政治参加―ナショナリズムはどのように影響するのか
第9章 脱原発―誰がなぜ原発に反対するのか
第10章 若者―「右傾化」の内実はどのようなものか
終章 「右傾化」現象が覆い隠す格差―多元的なナショナリズムをみつめる

おすすめコメント

ヘイトスピーチ、日本スゴイ系番組、安倍政権の長期化……私たちは本当に右傾化したのか? 大規模な全国調査と統計学で検証する。

著者紹介

田辺 俊介 (タナベ シュンスケ)  
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、同大学より博士(社会学)を取得。東京大学社会科学研究所准教授などを経て、早稲田大学文学学術院教授。専門は社会意識論、計量社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)