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生命式

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-309-02830-9
4-309-02830-6
税込価格 1,815円
頁数・縦 269P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 生命式

    表題作の一発目から強烈な衝撃を受けた。「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香の手による作家とは思えない振れ幅の大きさに驚く。これまでにない概念で作られた話に、これほどのリアリティを読み手に感じさせてしまう筆力に脱帽。芥川賞受賞作品同様、海外での翻訳があってもおかしくない。この作家、長編も短編もいけるのですね。12篇のどれもがあなどれない。買って損をさせない一冊です。

    (2019年11月13日)

商品内容

要旨

文学史上、最も危険な短編集。自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。

おすすめコメント

夫も食べてもらえると喜ぶと思うんで  死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、村田沙耶香自身がセレクトした、脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集!

著者紹介

村田 沙耶香 (ムラタ サヤカ)  
1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。2003年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)