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少年の名はジルベール

小学館文庫 た37−1

出版社名 小学館
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-09-406713-2
4-09-406713-2
税込価格 770円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

マンガ家デビュー後、上京時に待っていた「缶詰」という極限状況。のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで「マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。当時はタブーだった少年同士の恋愛を描ききり、現在のBLの礎を築く名作『風と木の詩』執筆秘話。そして大学学長として学生たちに教えてきた、クリエイターが大切にすべきこととは。『ファラオの墓』『地球へ…』などベストセラーを連発し、少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、「創作するということ」を余すことなく語った大ヒット自伝、ついに文庫化!

目次

缶詰旅館
一人暮らし
少年愛の美学
大泉サロン
少女たちの革命
不満と焦り
男の子、女の子
ライフワーク
悲観
ヨーロッパ旅行
契約更新
プロデューサーの仕事
新担当編集者
読者アンケート
大学でマンガを教えるということ

出版社・メーカーコメント

竹宮惠子の大ヒット自伝が、ついに文庫化!石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。高校時代にマンガ家デビューし、上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。そして現在、教育者として、学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』などベストセラーを連発して、少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。漫画ファンはもちろん、そうではない読者からも感動の声が続々と寄せられ、朝日、読売、毎日など各紙書評や各種SNSで大反響だった単行本が、ついに文庫化。カラーイラスト増ページ、「文庫刊行によせて」を収録。

著者紹介

竹宮 惠子 (タケミヤ ケイコ)  
1950年徳島市生まれ。マンガ家。1968年マンガ家デビュー。1970年上京し、後に「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉にあるアパートに住み始める。1980年小学館漫画賞受賞。2000年より京都精華大学教授、2014年学長に就任。同2014年紫綬褒章を受章。2018年任期満了により学長を退任。同年、日本マンガ学会会長、国際マンガ研究センター長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)