日本のイスラーム 歴史・宗教・文化を読み解く
朝日選書 991
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-02-263091-9
(4-02-263091-4) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 267,3P 19cm |
商品内容
要旨 |
イスラームはもはや遠い存在ではなくなった。年々増加している観光客だけではなく、労働者、留学生、日本人改宗者など、私たちの身近で生きる「隣人」となりつつある。加えて、ビジネスや労働力としての側面でも無視できない。日本とイスラームの縁は明治時代にまで遡る。戦前は回教政策も採られ、交流が活発だった時期もあった。だが、近年はテロや厳しい戒律などのイメージもあり、その印象はネガティブなまま更新されていない。本書は、日本とイスラームの歴史的関係を通覧し、わが国に住むムスリム(イスラーム教徒)の知られざる実像に肉薄。彼らへの多くのインタビューを通して、地域交流やハラール・ビジネスの実情と課題を浮き彫りにし、真の共存への道を探る。著者の長年に亘るフィールドワークの集大成。 |
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目次 |
第1章 イスラームとは何か |
おすすめコメント
わが国に住むムスリムは移民、留学生、日本人改宗者などさまざまだ。彼らへのインタビューを豊富に収録し、知られざる実像に迫る。また、日本におけるイスラームの歴史を概観し、地域交流、宗教対応、ハラールビジネスの現状と課題を照射。共存の可能性を探る。