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幕間

平凡社ライブラリー 897

出版社名 平凡社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-582-76897-8
4-582-76897-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 300P 16cm

商品内容

要旨

ヨーロッパ各地で独裁者が台頭し再び戦争の影が迫りつつあった一九三九年六月。イギリスの内奥に位置するオリヴァー家の屋敷ポインツ・ホールでは、年に一度の野外劇が上演されようとしていた―。一昼夜の出来事に、田園の日常と、時代の気配を見事に描き出したヴァージニア・ウルフの遺作、待望の新訳。

著者紹介

ウルフ,ヴァージニア (ウルフ,ヴァージニア)   Woolf,Virginia
1882‐1941ロンドン生まれ。1904年より、知人の紹介で書評やエッセイを新聞などに寄稿。父の死をきっかけに、兄弟姉妹とロンドンのブルームズベリー地区に移り住み、後にブルームズベリー・グループと呼ばれる芸術サークルを結成。1912年、仲間の一人、レナード・ウルフと結婚。33歳から小説を発表しはじめ、三作目の『ジェイコブの部屋』(1922)からは、イギリスでもっとも先鋭的なモダニズム芸術家の一人として注目される。生涯にわたって心の病に苦しめられ、1941年、サセックスのロドメルで自殺し、59年の生涯を閉じた
片山 亜紀 (カタヤマ アキ)  
獨協大学外国語学部教授。イースト・アングリア大学大学院修了、博士(英文学)。イギリス小説、ジェンダー研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)