• 本

暗黒の啓蒙書

出版社名 講談社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-06-519703-5
4-06-519703-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

民主主義と平等主義の欺瞞を暴け。資本主義を加速せよ。民主主義を棄て去り、資本主義を極限まで推し進め、“出口”を目指すのでなければ、真の自由は獲得できない―。

目次

1 新反動主義者は出口へと向かう
2 歴史の描く弧は長い、だがそれはかならず、ゾンビ・アポカリプスへと向かっていく

4 ふたたび破滅へと向かっていく白色人種
4a 人種にかんする恐怖をめぐるいくつかの副次的脱線
4b 厄介な者たちの発言
4c “クラッカー・ファクトリー”
4d 奇妙な結婚
4e 暗号に横断された歴史
4f 生物工学的な地平へのアプローチ

著者紹介

ランド,ニック (ランド,ニック)   Land,Nick
1962年、イギリス生まれ。初期にはバタイユを専攻。ドゥルーズ+ガタリの研究を経て、90年代中頃にはウォーリック大学の講師として「サイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit:CCRU)」を設立。大陸哲学に留まらず、SFやオカルティズム、クラブカルチャーなどの横断的な研究に従事する。「暗黒啓蒙」なるプロジェクトを通して「新反動主義」に理論的フレームを提供し、のちの「思弁的転回」や「加速主義」、「オルタナ右翼」に思想的インスピレーションを与えた
五井 健太郎 (ゴイ ケンタロウ)  
1984年生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はシュルレアリスム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)