• 本

雪国を江戸で読む 近世出版文化と『北越雪譜』

出版社名 東京堂出版
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-490-21032-3
4-490-21032-9
税込価格 3,960円
頁数・縦 399P 20cm

商品内容

要旨

山東京伝・京山、曲亭馬琴、岡田玉山、鈴木芙蓉ら江戸・大坂の人気作家・絵師らを巻き込み、40年もの歳月をかけてできあがった本、それが『北越雪譜』である。越後塩沢からの持ち込み企画が、江戸で全7巻の本になるまでの一部始終を再現する!

目次

ある「雪の本」をめぐる歴史
第1部 雪の本への途(江戸の書物と辺境・異界・雪国
越後と牧之、文化の大衆化の中で)
第2部 雪の本とそれぞれの思惑(京伝・玉山・芙蓉、そして牧之
馬琴・京山、そして牧之)
第3部 『北越雪譜』を編む(馬琴・京山の出版ノウハウ
本をつくる―京山・牧之の協働
板本『北越雪譜』を解く)
雪国を江戸で

著者紹介

森山 武 (モリヤマ タケシ)  
1960年、新潟県生まれ。法政大学BA(哲学)、シドニー工科大学GradDip、マードック大学MAおよびPhD(学術博士History & Asian Studies)。1991年より豪在住。現在、マードック大学グローバル・スタディーズ学部教授(Senior Lecturer)。学習院大学客員研究員(2016年)、成蹊大学外国人特別教員(2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)