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わさびの日本史 鮨・蕎麦・刺身……和食との出会いを探る

出版社名 文一総合出版
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-8299-7233-5
4-8299-7233-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 240P 19cm

商品内容

文学賞情報

2021年 第12回 辻静雄食文化賞受賞

要旨

栽培植物起源学の研究でわかった!歴史のミステリー。ワサビは日本で栽培が始まった数少ない野菜の一つ。日本固有の野生植物は、いつ、どこで、どのようにして栽培植物になったのだろう?DNA解析でワサビが固有種であることを明らかにした著者が、古典籍と絵画を渉猟してその謎に挑む!

目次

第1章 人類史以前のワサビ(DNAでわかったワサビの来た道)
第2章 昔の人は、ワサビをどのように食べていたのだろうか?(室町時代以前
最大のターニングポイント―室町時代
安定の時代へ―安土桃山時代以降)
第3章 ワサビの謎(戦国三英傑はワサビを食べたのだろうか?
徳川家康とワサビの運命的な出会いとは?
江戸初期、ワサビはどのように使われた?
「握りずしにワサビ」が定番になった訳は?
日本全国津々浦々にワサビが定着した理由とは? ほか)

著者紹介

山根 京子 (ヤマネ キョウコ)  
岐阜大学応用生物科学部准教授。ワサビの進化、栽培化の謎のさらなる解明に邁進中。ソバ属、コムギのなかまなど、植物遺伝資源の保全にも取り組む。京都府出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)