ミンネのかけら ムーミン谷へとつづく道
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2020年9月 |
ISBNコード |
978-4-00-024892-1
(4-00-024892-8) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 255P 20cm |
商品内容
要旨 |
空が白むまで、ヴェイユの言葉に向き合った学生時代、はじめて、自分のための彫刻を注文したパリのアトリエ。東京を訪ねてきた陽気な旅人たちとのにぎやかなひと夏、そしてムーミンと出逢い、ヤンソンの翻訳をひとり始めてからの日々。ミンネ(記憶)をつないでいくと、過去は確かな輪郭をとって、現在のわたしに寄りそい、ときに励まし、ときに戒めてくれる。ちょっと風変わりな人びとの記憶をつなぐみずみずしいエッセイ集。 |
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目次 |
1(一四世紀に滅びさったカタリ派の痕跡を、パリで掘りおこす |
出版社・メーカーコメント
空が白むまでヴェイユの言葉に向き合ったソルボンヌでの日々、東京を訪ねてきた風変わりな旅人たちと過ごした一夏、ムーミンと出会いヤンソンの作品を翻訳するようになるまで……。東京―パリ―ヘルシンキ。旅の指針は、やりたいことだけをやる――。大切な人のミンネ(記憶)をつなぐ。過去はいま、確かな輪郭をとってわたしに寄り添い始める。