• 本

ICT・AI時代の個人情報保護

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-322-13565-7
4-322-13565-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 276P 21cm

商品内容

要旨

「データの世紀」において個人データを取り扱う事業者にはどのような規律が求められているのか?コロナウイルス禍対応を含めて現在の問題状況を分析。2020年に改正された個人情報保護法のポイントを詳解。欧州・米国・中国における最新の立法動向をフォロー。ひとつのソリューションとして情報銀行の取組みを紹介。

目次

第1章 憲法と個人に関する情報の保護
第2章 ICT・AI時代の個人情報
第3章 個人情報保護法の外延と欧州・米国の制度
第4章 中国のプライバシーと個人情報保護
第5章 パーソナルデータの利活用をめぐる個人情報保護法の改正と実務の動向
第6章 「情報銀行」の意義と最新動向

出版社・メーカーコメント

データが財産的な価値を持つ時代を迎えたいま、プライバシーと個人情報の保護にはどのような課題があり、どのような法制度・規制が求められているのか。日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国におけるプライバシーと個人情報の保護にかかる法制度・規制の動向を紹介し、われわれ一人ひとりが個人の尊厳を維持しつつ社会生活を営むために個人データの利活用と保護のバランスをどのようにとればいいかを考察。あわせて個人データの利活用と保護を両立するための、ひとつのソリューションとして「情報銀行」の取組みを紹介する。

著者紹介

別所 直哉 (ベッショ ナオヤ)  
1981年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同年、持田製薬入社(労務、法務・知財、事業開発を担当)。1999年にヤフー株式会社入社。法務部長、法務本部長を経て2018年まで執行役員(法務・知財、広報、政策企画、公共サービス、リスクマネジメント管掌)を務め、個人情報保護法、著作権法、公職選挙法、消費税法、民法(債権法)など数多くの法改正にかかわった経験を有する。2019年10月より京都情報大学院大学教授。2020年4月より紀尾井町戦略研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)