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学術書を読む

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-8140-0301-3
4-8140-0301-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 138P 21cm

商品内容

要旨

「専門化の罠」に落ちない学びのために読む意味、選ぶ技。「書く」現場に携わる大学出版の編集者が専門を越え、広く知の世界に触れる実践を語ります。

目次

第1部 考える―学術書を読む意味(「現場の哲学」が求められる時代―「専門」の限界
自省作用と創造―専門外の学びの機能とその楽しさ
「わかりやすい」からの脱却)
第2部 選ぶ―専門外の専門書をどう選ぶか(「専門外」の四つのカテゴリー
カテゴリー1 良質の科学史・社会文化史を読む―遠い専門外の本を選ぶ
カテゴリー2 「大きな問い」と対立の架橋―近い専門外の本を選ぶ ほか)
第3部 読む―学術書の読書から現代を考える(博識は「ノオス」を教えない―速読・多読は大切か?
知の評価の在り方を変えよう
危機の時代を乗り越えるための知を)

著者紹介

鈴木 哲也 (スズキ テツヤ)  
京都大学学術出版会専務理事・編集長。京都大学文学部および教育学部に学ぶ。出版社勤務を経て2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)