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WEAK LINK コロナが明らかにしたグローバル経済の悪夢のような脆さ

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-532-35868-6
4-532-35868-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 282P 20cm

商品内容

要旨

経済発展に追いつかない中国の統治体制、バルカン化のリスク孕むアジア、米国の社会的分裂、裏目に出た科学への過剰な自信、大陸EUの新たな決断―一番脆い部分が崩れ、顕わになった世界経済の危機を活写。

目次

序章 世界システムの創造と崩壊
第1章 スペイン風邪と新型コロナ
第2章 ソーシャル・ディスタンシング
第3章 自信過剰(Hubris)
第4章 デジタル・デバイド
第5章 中国
終章 「新冷戦時代」という神話

出版社・メーカーコメント

◆パンデミックが起き、世界全体に拡大し、未曽有の経済災害となったのは、グローバル経済のエコシステムにウィーク・リンクがあったのではないか。世界的な供給体制、都市への集中、人やモノの移動速度と複雑な混じり合い、政治や宗教による対立や断絶が、パンデミックを起点とした世界的な経済危機にどのようにつながったかをダイナミックに描く。

著者紹介

竹森 俊平 (タケモリ シュンペイ)  
1956年東京都生まれ。81年慶應義塾大学経済学部卒業。86年同大学院経済学研究科修了。同年同大学経済学部助手。86年7月米ロチェスター大学に留学、89年同大学経済学博士号取得。現在、慶應義塾大学教授。専攻は国際経済学。著書に、『経済論戦は甦る』(東洋経済新報社、第4回読売・吉野作造賞受賞)ほか多数。2019年より経済財政諮問会議民間議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)