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科学とはなにか 新しい科学論、いま必要な三つの視点

ブルーバックス B−2158

出版社名 講談社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-06-522142-6
4-06-522142-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

私たちは科学技術とどう付き合えばいいのか?

目次

はじめに 新しい科学論が必要な理由
第1章 「なぜ」「どのように」科学について語るのか?
第2章 科学の事実と日常の事実―科学技術の方法論
第3章 科学技術は誰のものか―1 近代科学の誕生以前は
第4章 科学技術は誰のものか―2 「科学のあり方」が変質していくなかで
第5章 科学知と生活知―科学技術の飼い慣らし方・理論編
第6章 「二正面作戦」を戦い抜くために―科学技術の飼い慣らし方・実践編
第7章 「今」「ここ」で科学技術を考えること
終章 科学技術を生態系として見る

出版社・メーカーコメント

科学を毛嫌いする反知性主義も、過度に信奉する専門家も、真に科学的であることはできない。科学の意味を問い直す「新しい科学論」。

著者紹介

佐倉 統 (サクラ オサム)  
1960年、東京生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。現在、東京大学大学院情報学環教授、理化学研究所革新知能統合研究センター・チームリーダー。霊長類学、動物行動学を振り出しに、環境問題、人工生命、脳神経科学、放射線リスク、AIとロボットなど、さまざまな科学技術分野と社会との接点に関わりつつ、進化論の観点から科学技術を考察することが根本の関心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)