内モンゴル紛争 危機の民族地政学
ちくま新書 1546
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2021年1月 |
ISBNコード |
978-4-480-07368-6
(4-480-07368-X) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 216P 18cm |
商品内容
要旨 |
二〇二〇年夏、中国政府は内モンゴルの公教育からモンゴル語を排し、中国語を母語として押しつける決定を下した。なぜ中国は民族同化政策を採ろうとするのか。それを理解するにはユーラシア史の中でモンゴルを見る地政学的視点が必要だ。遊牧民の世界、チンギス・ハーンのモンゴル時代、イスラームとの関係、近代国家形成・民族自決問題、日本による植民地化、ソ連・中国による分断などのモンゴルの歴史の要所を明快に解説。そこから現在の内モンゴルにおける紛争の深層を照射する。 |
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目次 |
第1章 民族地政学 |