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限りなく繊細でワイルドな森の生活

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-04-680315-3
4-04-680315-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 169P 18cm

365Booksのおすすめ

大切な人たちが50代の若さで次々亡くなっていったショックと病を抱え、60代半ばから10年間、古家に独り隠れ住んだ詩人・翻訳家の筆者。一人きりで静かに暮らすはずが…。
森の生物や自然が巻き起こす小さな事件の数々。さまざまな命と共に生きる喜びを感じられます。

365Booksとは?

  • 本の問屋・トーハンが本屋さん向けに発信しているトレンド&商品情報です。
    このコーナーではマスコットキャラクターの棚忍者とナビヘビちゃん(の中の人)が読者の方に今オススメしたい1冊をご紹介します。

商品内容

要旨

大切な人たちを、50代でいっせいに亡くし、絶望したわたしは、浅間山を望む標高1000メートルの森の古家に60代半ばから10年間、独り、隠れ住んだ。ところが―森には、おかしな事件がいっぱい起こって…自然界のいのちと共に生きる喜びを綴るレジリエンスエッセイ。

目次

森の中へ
古家との出合い
ビンボウ草を摘む子ども
影猫たちと翻訳小屋
辛夷の花びら
魂が旅立つとき
イラクサと旧友と
木の実好みのねずみ
大自然のいのちと共に生きる ターシャとポター
たんぽぽの花ワイン
冬ごもり
風の贈りもの
熊と画家の山栗
影猫ふたたび
桜花降りしきる
大きい鳥の死

出版社・メーカーコメント

山中独居10年間の日々。これは失意のわたしが森の中で甦った物語。大切な人々が50代で一斉に亡くなった。失意と病を抱いて著者は60代半ばから10年間、山の森の古家に独り隠れた。ところが森には可笑しな事件が次々に起こり、沢山の命が生き延びることを助けてくれるのだった。